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2008年8月31日 (日)

『バスラマインターナショナル』にツアーバスの特集が出る

ぽると出版から出ているバスの専門雑誌『バスラマインターナショナル』(隔月刊)の最新号は『都市間輸送バスサービスの新時代』という特集が組まれています。

とはいいつつも、特集ページの大部分は旅行代理店がチャーターして運行しているいわゆる会員制都市間ツアーバスのこと。
一部では、脱法ツアーバスだの違法ツアーバスだとか言う人もいますが、ここで私の会員制都市間ツアーバスへのスタンスを明確にしておく。
まずは旅行業法的観点から…
・第1種または、第2種旅行業の登録を受けている業者がちゃんと主催しているなら合法
・旅行業または旅行業者代理業の登録を受けている業者でのみ乗車券を扱っているなら合法
これを満たさないなら、旅行業法に引っかかる違法行為と考えています。
うちのブログでしつこくしつこくネタにしてきた『アイリスライナー』『ナイトバード』は表向き第2種旅行業の業者が主催していたけど、実態としてはその手下ともいえる旅行業者代理業の登録しかない業者がやっていたんで、違法といわれても文句は言えないでしょう。
乗車券の取扱については、ツアーバスで名の知れている業者だって守れていません。
旅行業または旅行業者代理業の登録がないのに、ツアーバスのチケットを扱ってる金券ショップなんてあちこちにあるし、それを取り締まっているのかもちょっと怪しいですね。
3月12日の当ブログでも取り上げたとおり、国土交通省はこのことを知っているのに動いている気配がないのは監督官庁としていかがなものか。

道路運送法的視点から見ると、どう考えても違法じゃないのかなと思えちゃいます。
そもそも道路運送法で何を持って路線バスとするのかと言うところがあいまいと言うのもありますが、日々定期的に走っているのであれば路線バスとみなすことができるように思えますし、お客さんが一般の高速バスと同じように考えているのであれば路線バス類似行為とみなせると考えています。

一部の会員制都市間ツアーバス(ロータリーエアサービスのキラキラ号とか)の中には、正面の社名表示の行灯のところに堂々と路線バスのように行先を出しているのがいますが、これも違法だという話がmixiの中にあったのだけれど、その証拠となる条文が見つからずちょっと判断に迷っています。

もっと派手に突っ込みを入れると、交差点から5メートル以内のところに路上駐車して客扱いしてるだとか、公道上で受付をしているとか調べたらキリがないだろう…。

バスラマインターナショナルの記事自体は、全般的にツアーバスに対してかなり辛辣な意見をぶつけているような雰囲気にできているのは仕方ないでしょう。
人によってはツアーバスに対するネガティブキャンペーンだという人もいるかもしれません。
そもそも販売ルートが少ないし、バス愛好家や本職のバス会社社員とかが読むのですから、一般の人よりも専門知識はある人をターゲットにしているわけですから、問題提起も含めて記事を書いている部分もあるのかもしれません。
もちろん一方的に記事を書くだけではなく、会員制都市間ツアーバスを運行するウィラートラベルの村瀬社長へもちゃんと取材をしています。
ちなみにこの人、NHKスペシャルの会員制ツアーバスの特集でも取材を受け、その言動(運賃の安さと安全性は両立できるとか…)が2ちゃんねるで反感を買い、2ちゃんねるのバス板に名指しで『死ね!』なんていうタイトルのスレッドを立てられた人です。
村瀬社長への取材の内容を読み進めていくとどうしてもこの人だけが浮いているように見えてしまいます。

そしてその記事の結びではやはり、『ツアーバスは高速路線バスに他ならない』という結論に…。
こういう結論になると分かっているのかいないのか、読者の過半数はアンチツアーバス(だと思う)という雑誌の取材を受けて、持論を述べる村瀬社長は商売の天才なのか、周りの空気を読めないただの目立ちたがり屋なのか理解できません。
今のままツアーバスをやるなら、道路運送法第4条・第5条に基づく路線バスとしての事業認可を取れという反響が大量に出るのは分かりきったことではないのかと思うのだが…。
やるべきことはアンチツアーバスな人たちに対する説明よりも、今まで使ってくれているお客さんがアンチに回らないようにすることじゃないのか?と思えてしまいます。

今回のバスラマインターナショナルの記事については、ウィラーアライアンスのホームページにある『掲載記事』のところには今日現在載っていません。
確かに今回の記事を読まれたら、正規の路線バスに客は間違いなく流れちゃうでしょうねぇ…。
どうせなら、ウィラーだけじゃなくて、キラキラ号のロータリーエアサービス、オリオンツアーの言い分も聞きたいところだけど、恐らくバスラマインターナショナルの今までのツアーバスの取り上げ方を見て取材を断ったのではないかと言う妙な邪推が…。

そうなると、ますますウィラーの村瀬社長だけが取材を受けているのが謎になるわけで…。

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