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2008年9月28日 (日)

崖の上のポニョと鞆の浦と…

スタジオジブリの最新作、『崖の上のポニョ』が大ヒットして、宮崎駿監督が映画の構想を練った鞆の浦に観光客が集まっているんだとか…。
そのことが新聞記事になりましたので紹介してみようと思う。
読売新聞の地域情報・広島の場合。
<引用ここから>
鞆の浦のポニョ? 「ここが舞台」観光客急増 
ファンのうわさネットで広まる 会社員がスポット地図

 映画「崖(がけ)の上のポニョ」の舞台と、ファンの間でうわさされている福山市の景勝地・鞆(とも)の浦で、映画封切り以来、観光客が約2倍に急増、同市宝町の会社員片岡明彦さん(45)が観光客向けに、映画の場面と合わせたスポットを紹介する地図を作成した。

 宮崎駿(はやお)監督は、鞆の浦に滞在して構想を練ったといい、「ここが舞台では」とファンの憶測がネットなどで広がった。

 制作したスタジオジブリも「舞台は実在せず架空だが、インスピレーションを受けたのは事実」といい、片岡さんの勤務先・ともてつバスセンター内の観光情報センターには「行き方を教えて」と問い合わせが殺到。同センターを訪れる観光客の大半は中高年だったが、子ども連れが増え、今夏は前年より約4000人多い約7000人に。土産物店の売り上げも2割がポニョ関連の商品という。

 片岡さんは映画で鞆の浦に似た風景を見つける度に心が躍り、実際に現地に足を運んで確認しながら地図作りを続けてきた。

 主人公の少年が通う保育園や、少年とポニョが出会う崖の下など25スポットを選定。A2判の画用紙に手書きした地図に現地の写真と説明文を添え、バスセンター内に展示したところ「映画の場面とそっくりなところがいっぱい」と観光客に好評という。

 片岡さんは「ポニョに会いに来た人が鞆の浦の新たな魅力を発見してくれれば」と期待している。
(2008年9月21日  読売新聞)
<引用ここまで>
読売新聞は映画にお金を出しているせいか力の入れようが半端じゃないですね。
中立っぽく書いているけれど、まるでこれじゃ鞆の浦への聖地巡礼を推奨しているような雰囲気さえ感じてしまいます。

一方産経新聞はといいますと…。
<引用ここから>
「ポニョ」の舞台?めぐり論争 瀬戸内の景勝地

 瀬戸内海の景勝地、鞆(とも)の浦(広島県福山市)で、宮崎駿監督のアニメ映画「崖の上のポニョ」の舞台をめぐり、市と市民団体の間で“論争”が起きている。鞆の浦は宮崎監督が映画の構想を練った地で、公開中の作品の中でも現地を連想される風景や看板などが描かれている。このため、地元のNPO(民間非営利団体)などは「映画の舞台」として積極的な観光PRを展開。しかし、市は「(映画制作関係者が)鞆の浦が映画の舞台とは断言していない」と、映画を利用しての誘客には二の足を踏んでいる。

 宮崎監督は平成16年、制作会社スタジオジブリ(東京)の社員旅行で、知人に紹介された鞆の浦を初めて訪問。その際、江戸時代の雰囲気が残る町並みを気に入り、翌17年2月から約2カ月間にわたって一軒家を借りて滞在、町を歩きながら「崖の上のポニョ」の構想を練ったという。

 現在公開中の映画の中では「TOMO」という看板のスーパーマーケットが登場したり、船に掲げた幟(のぼり)に地元の神社の名前が記されるなど、鞆の浦をほうふつとさせる場面が多く登場する。

 映画を制作したジブリは「映画のモデルとなった場所を特定すればファンが殺到して迷惑をかける」として、「鞆の浦が舞台」とは断言していないが、現地の人々と宮崎監督との交流は続き、インターネット上などでは鞆の浦が映画の舞台とされるようになった。

 7月の映画の公開に合わせて、地元の飲食店などは、ポニョを連想させる赤い金魚をモチーフにした独自のキャラクターを描いた旗を店先に掲げるなど、映画を通じたPR作戦を展開。ゼリーでポニョの世界を表現した特製ドリンクを作る店も出ており、映画人気の高まりとともに、多くの観光客が「ポニョの舞台」として訪れている。

 観光振興を政策の一つに掲げている市にとっても、観光客を呼び込む絶好の機会になるはずだが、「スタジオジブリが『鞆の浦が舞台』と断言していない」として、これまでのところ、具体的なPRなどは行っておらず、今後も「その予定はない」という。

 こうした市に対し、宮崎監督と親交の深い地元NPO代表、松居秀子さん(57)は「映画を見ればモデルは鞆の浦とわかる。この映画は、鞆の浦への応援歌なんです」と反論。地元では、交通渋滞緩和などのため港の一部を埋め立てて橋を架ける計画に反対運動が起こっていることから、「(市には)埋め立て計画に全国から注目が集まるのを避けたいという思いがあるのでは」と松居さんは話している。
<引用ここまで>
やっぱりと言うか何というか聖地巡礼に対してものすごーーく冷ややかな目線を浴びせているような気がするのですが…。
去年の鷲宮神社で、オタクバッシングをするつもりが逆に火だるまになったのに懲りてないのかな?
あの時、産経新聞の記事を鷲宮町商工会が信じなかったことがあれだけのブームになったと言うのは紛れない事実でしょう。
私は去年の鷲宮神社に関する衝撃的な報道と、その記事を信じられずに現地に行ったら、産経新聞の記者が取材してたことから産経新聞を信じられなくなったのは言うまでもない。
確かに福山市としても、今架橋問題でもめている鞆の浦にスポットがあたり、観光客が増えることで鞆架橋問題が派手に広まることは一番避けたい状態なのかもしれません。
崖の上のポニョが封切りになる前に鞆の浦に行ったのは、ある意味幸運だったかもしれません。
でも、聖地巡礼効果が出ている鞆の町の様子も見てみたい気がする。
鞆の浦の埋め立て架橋問題についてもまだまだ気になっているところがいくつもあるし、裁判の原告団長に会う手段もたまたま知ってしまったので、再度行ってみるのも面白いかもしれませんが、いかんせん遠い…。

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