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2012年3月 2日 (金)

広島電鉄のICカード全扉乗降試験

広島電鉄の連接車で、ICカード(PASPY・ICOCA)に限った形で、一部の車両ですべての扉から乗降できるような実験が行われています。
通常であれば、前から出口・入口・入口・出口の順になっているのだけれど、中間の乗務員がいない扉についても降車を認めるというもの。
IC化される前は、車掌が2名乗務しているときがあって、その時は前から2番目の扉でも降車を認めていたこともありました。
その時は、持ち運び式の運賃箱を設置していました。

Hd1
電停に掲示されている案内。
試験実施車両については、入口扉からも降車客がいるということの告知がなされています。

Hd2
1号線での実験に使われている3703号。
外からもわかるように目立つ表示がされています。

それでは車内を見てみましょう。
Hd3
前から2番目の扉に設置されている降車用のICカードリーダー。
かつてラッシュアワーに車掌が乗務していたスペースを有効に使っているような印象を受けます。
Hd4
ドアの本来であれば『入口』の表記がある部分には、このような告知がなされています。
裏には『出入口』の表記がされています。
電停によっては、降りた先に係員がいて運賃箱が用意されている場合についてもきちんと記載がされています。

Hd5
このような注意書きがあることからすると、うっかりタッチしてしまって必要以上にICカードから引き去りがされてしまったケースがあったのかもしれません。

Hd6
中間車の扉はこのようになっています。

Hd7
中吊り広告はすべて乗降試験を案内するものになっています。
また、車掌台から見えるところに、中間のICカードリーダーの状況が見れるようにカメラのモニターが設置されています。

ヨーロッパなんかだと、信用乗車方式という形で、乗務員のいない扉からでも乗降できるというのが結構あると聞きますが、日本ではいろいろな理由でまだ実現していません。
ただ、ヨーロッパの場合は不正乗車の罰金が重く、発覚すると日本円換算で1万円近い金額を払わなければならないこともあるとか…。

少なくとも、本格的に係員のいない扉から運賃支払いをして降車ができるというのは画期的なことであることは間違いなく、これが成功するといろいろな成果が出てきそうな気がします。
現地で乗ってみた限りでは、そこそこ浸透している感じで、ICカードを持っている人は近くの扉から降りているような印象を受けました。

この実験の第2弾があるのかどうかも含めて、注視していきたいところ。

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