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2012年6月10日 (日)

ツアーバス事故で主催旅行会社に対して聴聞会が開かれるそうです

ゴールデンウイークの始めに起きた、関越道のツアーバス事故。
その時にバスを運行していた事業者に対して、事業認可取消になる方向で動いていて、聴聞会が開かれるというのは5月29日のブログでも取り上げた通りだけど、この後で観光庁からプレスリリースが出ました。

今回のツアーバスを主催していた業者に対して、行政処分を行うために聴聞会を開くというもので、自分が持っている旅行業法の知識(一応『国内旅行業務取扱管理者』の資格を持っているし)からしても、ツアーバスを主催していた業者に対して旅行業法上の処分ができるとは思ってもいなかっただけに、ちょっと驚いたのとともに、何を根拠に旅行業法で処分するのかが非常に気になるところでもあったりするのは言うまでもない。

プレスリリースから、処分事実だけを引用します。
<引用ここから>
3.不利益処分の原因となる事実
 (1) 本年1月2日以降に実施した募集型企画旅行において、高速ツアーバスの乗車場所で、所定の外務員証を携帯しない者に、外務員としての業務(旅行代金の収受)を行わせていた。
 (2) 本年4月27日に実施した募集型企画旅行(東京発)等において、旅行者に対して、発地及び着地のいずれもが当該貸切バス事業者の営業区域外となる運送サービスの提供をあっせんした。
 (3) 本年4月27日に実施した募集型企画旅行(東京発)及び同月28日に実施した募集型企画旅行(金沢発)において、当該貸切バス事業者に配車指示書が到達したことの確認を行わず、旅行に関する計画に定めるサービスの旅行者への確実な提供を確保するために旅行の開始前に必要な措置を講じなかった。
<引用ここまで>

恐らく(1)は、集合場所で旅行会社のスタッフではなく、バス乗務員が代金の収受をしたというところではないかと思えるけれど、普通ならば現地に係員を置いたりするんじゃないのかなぁと思えたり…。

(2)については、東京都内から関西とかに行くのに千葉県の会社を使ったとかいうものではないのかなぁと思えるけれど、このあたりの内容は区域外配車でバス会社が処分されることが大半だっただけに…。
ツアーバスの大半が、東京発と言いつつもディズニーランドの駐車場から出ているのは千葉のバス会社を使うためという話もあるし…。

(3)は今回の重大事故に関するもので間違いないでしょう。
配車指示書がバス会社に出ていないということで、バス会社が運行指示書を作成していないというところで依頼側の責任を問うものではないかと思えます。

今まで、ツアーバスはきちんと法的な手順を守っていれば、旅行業法上は合法、ただし道路運送法と突き合わせると何か気になるところが出てくるとはずっと思っていただけに、こういう形で処分対象になるとはちょっと驚いた部分があったのは事実です。

本当は参入規制を緩和するときに、参入後にきちんと監査をして、守るべき規則を守らない業者は容赦なく許可を取り消すぐらいの体制を国が組んでいればまた違う結果になっていたんだとは思うけれど…。

一体この後どのような処分になるのかも合わせて注視していきたいところ。

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