ハーヴェストホールディングス 自己破産申請へ
ゴールデンウイークの始まりに起きた都市間ツアーバス事故。
また新たな動きがありました。
帝国データバンクの大型倒産情報によると、事故を起こしたツアーを主催していたハーヴェストホールディングスと、その関連会社が事業を停止し自己破産申請の準備に入ったとのこと。
あの事故の後、ほぼ事業停止状態にあったとは聞いていたし、関連会社であるHS観光バスの車両が中古車ディーラーに流れたとか、既にその中古を買って使用している事業者があるなんて言う情報は入ってたけれど…。
旅行業法違反の処分に関する聴聞会も開かれたとは言うけれど、その際には行政処分の再考を求めたとはあるけれど、旅行業法と照らし合わせるとこの程度で違反と判断されると、すべての業者がアウトにも見えてしまう内容だったりしたけれど。
バスを運行していた事業者は事業認可取消、主催した会社は自己破産となると、被害者や遺族への補償はどうなるのか非常に気になるところ。
負債額として挙げられている額は2012年1月時点での額であるだけに、この事故に関する補償金として払うべき金額は負債として計上されていないようにも見えたりするのだけど、あとは補償金の原資となりうるのはバスに掛けられた保険の保険金次第になってしまうのだろうけど。
被害者の泣き寝入りだけにはなってほしくないと思っているけれど、果たしてどうなるのか様子を見ていきたいところ。
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