2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 2015年2月24日 | トップページ | 2015年2月26日 »

2015年2月25日 (水)

下地島空港の利活用にパイロット訓練?

かつては航空会社のパイロット訓練で飛行機ファンにも人気のあった下地島空港。
訓練情勢の変化により、下地島での訓練はなくなってしまいました。

そして、沖縄県がこの空港の利活用に着いていろいろと検討しているようですが、それについての記事が琉球新報に載っていました。

<引用ここから>
 飛行訓練装置(フライトシミュレーター=FS)を運用するFSO(北谷町、玉那覇尚也CEO=最高経営責任者)が、パイロットを育成する訓練場の下地島空港(宮古島市)で新事業への参入を計画していることが24日、分かった。滑走路も活用して航空パイロットの養成に取り組む。大手航空会社の撤退で利活用策定が喫緊の課題となっていた。FSOのほか、リゾートホテル運営の星野リゾート(長野県軽井沢市)が「ラグジュアリーリゾート」事業として進出を検討している。
 県は今後、4月以降に候補の事業者と使用面積などの協議を進め、2015年度中に最終的な利活用計画を策定する。
 FSOの玉那覇尚也CEO=最高経営責任者は、下地島空港での新事業について「アジア全体で20万人のパイロットが不足するとも言われ、全世界的にパイロットが足りないため養成に取り組んでいる。一般の人を訓練対象としたい。(海外市場への売り込みで)集客も見込める」と展望を話した。
 星野リゾートの広報は「事業運営会社としていろいろな案件にエントリーしている中の一つにすぎない。ことさらどう進めるという話はまだない」と述べた。
 下地島空港の利活用を考える県の検討委員会は23日、事業案を(1)ラグジュアリーリゾート開発(2)航空パイロットの養成(3)マルチコプター操縦技術者の養成(4)プライベートジェット等の受け入れ―の4案に絞ったと発表した。県は3月末までに最終的な業者を決定する手続きやスケジュールなどの方向性を決定する。
 県には昨年12月までに10案が提案されていた。複数の事業者に決まった場合、約600ヘクタールの募集面積を分割して契約する。
 下地島空港はパイロット訓練場として使われていたものの、フライトシミュレーター技術の発達などで訓練での使用回数が激減した。大手航空会社が撤退し県が維持管理費を負担するようになり、新しい活用計画の策定に向けて作業が進められていた。
<引用ここまで>

県の案の中でフライトシミュレータの活用によるパイロット養成なんて言う話は前から出ていたけれど、滑走路は3000メートル、そして双方向ILS(計器着陸)があり、そして近くに訓練空域までしっかりと確保されている場所でシミュレータだけというのは非常にもったいないなぁと思っていましたが、こういう形になるとは…。

今回の名乗りを上げたFSOは昨年4月に私のブログでも取り上げてた北谷町の国体道路沿いにあるフライトシミュレータ事業をやっているところ。
国土交通省の認証を得たシミュレータで実機での訓練時間がつくシミュレータで訓練ができる場所。

現状、実機でのフライト訓練となると、日本の場合は、まずは航空健康診断を受けて、その結果を国土交通省のしかるべき場所に提出して訓練許可を得ることから始まるけれど(千葉だと成田空港の第2ターミナルで全部済むらしいが…)、アメリカだと制度が違って、体験操縦レベルなら軽い講習を受けただけで横に教官がいる実機でいきなり空を飛ぶことができるとかで、こういうところにお国柄が出てくるというかなんというか…。

仮にアメリカのようなことをやろうとすれば、行政や国土交通省を巻き込んだ特区を設けるとかいういろいろ大変な騒ぎになりそうな気がするけれど、日本国内で1ヶ所でもこういうところがあれば、空への憧れを抱く人が増えてくるのではないかなぁと思えたり。

今後の動きに注目したいところ。

« 2015年2月24日 | トップページ | 2015年2月26日 »